日常の中で作られる歴史

友人の部屋には30年前の地球儀があります。

 

父親から譲り受けたものだそうです。

 

 

 

その地球儀を初めて見たときに思ったのは、世界はどんどん変化しているんだなぁということ。

 

 

 

国が分裂したりくっついたり、領土が広くなったり狭くなったり。

 

その地球儀を眺めていると、なんとも不思議な気持ちになります。

 

 

 

特にソビエトは、かなり分割されました。

 

当時の地球儀を見ると、ものすごく広い領土であることに驚きます。

 

 

 

今、ロシアとモメているウクライナも元はソビエト。

 

このモメている問題の結果次第では、来年には、現在の地球儀とは違う地球儀ができるかもしれません。

 

 

 

つまり今、我々が目撃しているのはまさに歴史の一瞬というわけです。

 

全く実感はないですけどねw

 

日常の日々の中で流れる1つのニュースという感じなので。

 

 

 

歴史になるのはのちのちであって、そのときの当事者や目撃者にとっては、あくまでそのときの出来事に過ぎません。

 

 

 

そう考えると、例えば徳川家康の天下統一。

 

これも歴史の教科書では大きく扱われ、日本の歴史上で重大な出来事ですが、当時の人にとってはあくまで日常の出来事に過ぎなかったのはないでしょうか。

 

日本の総理大臣が変わるくらいの感覚だったりしてw

 

 

 

歴史の重大事件を知ることも大切でしょうけど、むしろ、当時の人がそのことをどう思って見ていたかを知りたいものです。

 

そういったことを知れたら、歴史の幅も広がり、勉強も楽しくなると思うんですけどね。